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地方とITの融合を目指して

地方創生や新しい生活様式が進む中、江田島市もサテライトオフィスについて、様々な企業様からお問い合わせをいただいています。
ここでは、2021年2月に江田島市能美町で、サテライトオフィスの開業を予定しているバレットグループ株式会社さんをご紹介します。ITやマーケティングを柱とする東京の企業が江田島市に初進出ということで、江田島市を選んだ理由などを質問してみました。

会社名
バレットグループ株式会社
本社所在地
〒160-0022
東京都新宿区新宿5-15-5 新宿三光町ビル4F
資本金
10,000,000円
URL
https://bltinc.co.jp/

地方にサテライトオフィスを開設しようと考えた理由は何ですか?

大きな理由が3つあります。
ひとつ目は、都心でエンジニアが不足しているので、地方拠点を持つことで、私達は地方の人材を確保できるし、地方にとっても人材の活躍の場ができるというモデルを構成できると考えたからです。
ふたつ目は、社員のためにワーケーションプランの確立をしたかったからです。
そして最後に、地方創生が言われて数年経ちますが、当社もその波の中で地域に影響を与え、また地域からの要求に応えることができる会社でありたいと考えたからです。

サテライトオフィス進出の窓口となったフウドを視察するバレットグループ
左から江田島市長 明岳 周作氏/バレットグループ代表取締役 小方 厚氏/広島県知事 湯﨑 英彦氏

江田島市にサテライトオフィスを開設した決め手は何ですか?

2019年から、日本全国各地を何か所も見て回りました。そして中国地方の中心である広島の市場環境に惹かれ、広島県内だけでも6か所視察させてもらいました。
その中で江田島市に決断したのは、広島県のご担当者様、市役所企画振興課長の畑河内さんや担当職員の川上さん、フウドの後藤さん達の“熱さ”が最終段階において大きな決め手になりました。私達は「何をするかより誰とするかが重要」と考えているからです。
当然、その他に広島市からアクセスが良いことや、ワーケーションも考えていますので環境が良いなどの条件が私達の希望を満たしていたという前提はありますが(笑)。視察に同行したスタッフ達も海の見えるオフィスに感動していましたよ。

2020月11月、フウドで実施したプログラミング教室の様子

バレットグループの江田島市での今後の目標は何ですか?

一番は雇用を創出すること。そして島の子ども達に「夢はバレットの社員になること」と言ってもらえるようになりたいです。
サテライトオフィスが決まってから、小規模ながら、小学生を対象にプログラミング教室を江田島市内で開催しました。画面に映るイラストが自分の声に反応して動くたび、笑顔、驚きなど様々な反応が見られ、子ども達のみならず保護者の方々にも大変喜んでいただけました。今後は小学生だけでなく、中学生や高校生にもそれぞれのプログラムを開催するなどしたいと考えています。
地元企業や教育機関との連携、地域観光の面でも江田島市と良い関係で、成長できればと思っています。

<2021年1月掲載>